早いものです。あなたの姿を写真で偲ぶ日々が既にあなたが逝った桜の花の時期を迎えようとしています。あなたがいない毎日が嘘ののように一日一日が飛ぶように過ぎ去って日本の社会も大きな変貌の時期を迎えています。あなたの面影に涙して暮す事も段々と少なくなってゆくことでしょう。それがあなたを見送った私達の務めなんだとも思えます。寂しさを胸に遺して生きるより明日の希望に燃えて生きる姿があなたの望みだと思います。でも、私たちはあなたが遺したあなたの大きな足跡とあなたが示したあなたの深い愛情は失うことはないでしょう。そして何よりもあなたの気高い志と誰にもまねのできない誇り高き勇気。あなたは次代に託して逝かれました。あなたはそのあなたの精神をあなたの誰にもまねのでき得ない不屈の精神で育くんだ若い木が見事に成長し大樹となったのを見届けてから旅立ちました。私は其処まで持ち堪えて逝ったあなたの責任感と精神力のの強さを心に刻みます。そして私も自分の希望の光達に道標を示す時が来るその日まであなたの様に強く誇り高くありたいと思っています。あなたの大切な家族やあなたの友人、あなたに支えられて苦難を乗り越えた者にとってあなたは輝きであり続けます。これからも私達の生涯が続いていきます。あなたがいつも励ましと希望を与えているから私達は歩み続けて往けますす。あなたも私達の幸福を願ってまた幸福であることを喜んで、いつまでも私達を見守りつづけて更に安らかであってください。 合掌!
平成弐拾壱年弥生記す
芳賀宏光